国連人権理事会で同性愛者の人権を支持する決議案が可決したそうです。

この決議で同性愛者の権利が「人権」と認められたことになります。

米国務省は「歴史的一歩」と称賛。



クリントン国務長官は同性愛者の人権問題が米国務省の最重要課題だと

してきていたし、ガッツポーズな瞬間だったでしょうね。



で、この決議案のニュースを見て思い出したのが

映画「ブロークバック・マウンテン」。

私の大好きなジェイク・ジレンホール、そして故ヒース・レジャーが

惹かれあう姿を描いたもの。



映画の設定は１９６３年。

イニス（ヒース・レジャー）とジャック・ツイスト（ジェイク・ジレンホール）は

季節労働者として働いていたときに関係を持ってしまいます。




そして契約期間が終わり、二人は再会の約束もせず別れそれぞれ女性と結婚してしまいます。

で、時は流れ二人は再会。

そしてナンダかんだあって、同性愛者であることが村人の知るところになり

ジャックが虐殺されてしまうんです。



ジャックの死を後に知ったイニスが

ジャックを思い永遠の愛を誓うラストのシーン。

とてもとても切なくなります。



好きになった人が同性だった。

たったそれだけのことで人が人を殺してしまう。



人権としてわざわざ認めなきゃいけないなんて。

人間とは哀しいもんです。