海老蔵さんが記者会見。

左目が赤く充血していた。

無期限の謹慎。


「酒は呑んでも呑まれるな。」

私が大学生の頃、父に言われたひと言を思い出した。


お酒は程よい量なら体にも良い影響を与える。

しかし、度を越すと海老蔵さんのように酩酊状態になって人に迷惑をかけるどころ

か健康さへ蝕んでいく。


大量に飲酒を続けていると

臓器障害を引き起こす原因となる。

・脳神経
・食道
・心、循環系
・胃、腸
・膵臓
・血液、代謝異常
・末梢神経、筋肉
・性腺、生殖器
・皮膚
・肝臓
・口腔、咽喉
・精神

これらすべてに障害が出るようになります。

もっとも多いのが肝臓障害。

そしてアルコール依存症。

精神依存が始まると、もう普通の生活は送れません。


アルコールには脳の神経活動を抑える効果があります。

アルコール依存症になってしまった、

ということは長時間脳の活動が抑制されてしまうということです。


「これではいけない。」

こんな意識さえ起こらなくなるアルコール依存症ですが

たとえば断酒を試みたとしましょう。


脳の働きを抑制していた「抑制効果」に対抗して

「退薬症状」が出てくるようになります。

その症状とは幻視や幻聴・・・。


『お酒は呑んでも呑まれるな』

自分は自分自身で守るしかありません。