オーストラリアの沖合に、「道具」を使って食事をする魚がいるそうです。

彼は「シロクラベラ」。

岩に貝を打ちつけて中身を食べるらしい。



この様子を撮影したのは、プロダイバーのスコット・ガードナーさん。

海面に向かって浮上していた際に耳にしたことのない破壊音が聞こえてきたので

近づいてみたところ、シロクラベラが貝を割っていた模様^^;



で、写真を撮って帰って、セントラルクイーンズランド大学のアリソン・ジョーンズ

さんに見せたところから研究が始まったそうです。



何の研究かというと、

シロクラベラが貝を割る行為が”道具の使用”に当たるか当たらないか（笑）



めんどくさい研究者の定義によると、

動物が”運ぶ”あるいは”持つ”かした道具で、ほかの物体を操作する、

これは霊長類には当てはまるけど魚には当てはまらないんだそう(^_^;)



そんなのあんたがたが勝手に決めてるだけじゃないか、って

単純に思うんですけど・・・。



で、そんな理由で揉めてたせいで、

このおもろい写真が世に出るまでに６年もかかったんだそうです。

あほくさ。



で、学術誌に発表された今も

『水の抵抗がある環境で、魚が霊長類と同じように道具を使うワケない。』

ってまだワーワーやってるんだとか。



何でも定義付けしないと不安なんですかねぇ？