イラン北西部にある塩湖、ウルミエ湖（レザーイエ湖）。

この世界有数の塩湖が今、消滅の危機に瀕しているそうです。


原因は、

・ダム建設で水量が激減

・地球温暖化のため、雨不足が続いている

この２つだそうです。



で、塩害を心配する湖周辺に住む住民が、

対策を求めて抗議デモを実施したところ、政府がデモの参加者を拘束したそうです(*_*)

言論封殺ときましたか。



イランでは塩害。

日本では原発。

どこの国でも何かかんかあるものですね。



ウルミエ湖の水量低下はもう２０年も前からずっと言われていて、

湖面の半分以上が、現在、干上がっている状態だそうです。



ウルミエ湖に水を引くためには、大規模工事が必要。

しかし国会では工事予算案を否決。

イランは現在、経済制裁を受けているので、湖にまでお金が回らない模様。


かといって、湖をこのまま放置すれば、

早くて２年後には完全に消滅してしまい、およそ１００億トンもの塩が

堆積してしまうそうです。



そしてその塩が拡散してしまうことにより、

「塩害」が起きてしまうようになるそうです。

もちろん大気汚染の可能性もアリ。



海外からも湖の保護を求める声が

相次いでいるようですが、今のままではどうしようもないって感じですね。