他人のミスや責任を追求する際、それがやむを得なかい場合だった時、
「同情する」場合に働く脳”３箇所の部位”を特定できたと
放射線医学総合研究所が発表。


放射線医学総合研究所の山田真希子主任研究員らによると、
同情しやすいかどうかは個人差があり、
今回の研究結果が以下の場合に役立つとしている。


・高齢化で対人関係がうまくいかなくなる
・発達障害
・精神疾患


ちなみに、山田主任研究員がどういった内容の実験を行ったかというと・・・

健康な男女２６人で模擬裁判の裁判員役を演じる実験を行うことで
「同情」に対するデータを得た。

犯罪内容とその背景事情の説明文を読み上げ、
犯人役の顔写真を裁判員役の２６人に提示。
そして同情できる度合いと懲役年数を評定してもらうといったことを行った。



この際には２６人の脳の働きを
機能的磁気共鳴画像装置（fMRI）で観察。



背景事情に応じて同情すればするほど
大脳の「楔前（せつぜん）部」と「内側前頭前皮質」が
活発に働き出すことが分かったそう。



情状酌量して減刑する折には
「尾状核」の活動が高まることもわかった。



ってことは
やっぱり弁護士の力量で「罪」が決まってしまうってことですね。
裁判員制度もそうだけど、人が人を裁くのって難しい。